どうしても判らんNYCのこんな所 






NYに来た頃は、チップの相場からはじまって、食材と料理方法、
電話やTVの開設、職場のシステム、近所付合い・・・
全て手探りの生活でした。

それも数ヶ月経つ頃には殆ど慣れてしまい(麻痺して?)、今では
大抵の事には驚かないと思っています。(ちょっと悲しいかも)

しかし、未だに良く判らん事が幾つかあります。人種や宗教の坩堝
と言われるマンハッタンならではの疑問も多分にあると思うので、
敢えてNY(=州)ではなく、NYCという題にしました。
どなたか、解明して下さい・・。


(殆ど無理やり)解明できた「疑問点」は、以下を見てね!

   やっと判ったNYCのあんな所



【バスのワイパー】

いきなりどうでもいい事ですが・・・、ワイパーの動きが不可解です。

よく、マンハッタンでは移動に公共バスを利用します。
それで雨の日に、ふと気になったのですが、フロント・ガラスで仕事をしているワイパーは何故か左右不規則に動いています。

機能的には、ガラスの水滴が取れれば良い訳なので、左右不規則でも一向に問題はないのですが、日本で綺麗に左右同期を取って動くワイパーに見慣れているせいか、どうも気になります。

日本の車は、ミクロの世界で車体の板金及び塗装仕上げをしている結果、不必要にコストがかかり値段も高い、といった話しを聞いた事があります。そういった品質を維持できない他国のやっかみにも取れる議論の様な気がします。

しかし、ワイパーの左右を同期を取って動かす技術開発と生産工程にどれ位のコストがかかるのか気になります。素人考えでは、どうしても大きなコストがかかるとは思えないのですが。

コストがかからないにしても、そこに傾注しないという事は、メーカーのデザイナーが余程どうでも良い事と考えているからなのでしょう。カメレオンの目の様に、左右てんでバラバラに動いているワイパーを目にするたびに、アメリカ人の美的センスを疑ってしまいます。水の弾きが悪いワイパーが多いので、機能を優先しているとも言えないでしょうし・・。彼等はバラバラワイパーは、気にならないのかなぁ。




【味覚】

よく、アメリカの大衆料理は日本人の口に合わないと言われます。
地域差はあると思いますが、少なくともマンハッタンでは高級なお店の素晴らしい料理は別として、大衆的なDiner等ではその通りかもしれません。ケーキはメチャ甘いし、アメリカン・コーヒーも出がらしの様な薄さ、ピザは脂っこいし、パンは粉ッぽい・・・等々。

単純に考えられるのは、アメリカ人の一般的な味覚が鈍いという事。人間の舌には味覚を感じるポイントがあり、甘い、苦い、しょっぱい、といった味覚を感じ取ります。アメリカ人は、このポイント数が日本人に比べて少ないか、敏感ではないのかな、と思います。だから、甘い物は思いっきり甘くしないと「甘さ」を充分に感じ取れないのかな、と。

しかし、最近気づいたのですが、必ずしも鈍いだけではない様です。
「辛さ」に関する限り、むしろ日本人よりは敏感かもしれません。例えば「ミント味(ハッカ)」です。ホールズやその他普通にコンビニで売っているミント系の飴・ガムには敏感です。いつもミントガムとかを食べている友人に、少し強めのミント系の飴をあげ様としても、「It's too strong to me....」 とか言って食べない、または知らずに食べて目を白黒している所に出くわします。

ミント系が舌の中の「辛味」ポイントに合致するかは判りませんが、中華の唐辛子系やチリ系の味付けに対しても、かなり慎重なアメリカ人が多い所を見ると、一般的に「辛味」に対する味覚は敏感な様です。寿司を好きなアメリカ人も増えてきていますが、普通のお寿司屋さんでは「サビ抜き」が基本です。その代わり、ワサビはお皿の隅に別に盛られて出て来ます。ワサビの好きな人は自分でワサビを付けて食べられる様になっている訳です。

サンドイッチのマスタードも、甘いハニーマスタードが人気だったり、スナック類もカラムーチョ系は滅多に見かけない所からも、やはり多くのアメリカ人は日本人に比べて「辛さ」に過敏で余り好まない「味覚」なのかもしれません。

人種毎に、舌の味覚ポイントの数を数えて比較している論文とか、そんな研究している人、ないかなぁ。。




【やたら鳴らされるクラクション】

車のクラクションは、英語では「Honk」と言います。
「NYの素朴な疑問」のページでも書きましたが、日常生活でどうしても理解のできない事の一つに、「渋滞中のクラクション」があります。

前に車が詰まっていても、前の車が横断歩道の歩行者を待っていても、前のタクシーがお客さんを乗り降りさせていても、後ろの車は「ブーブー」クラクションを鳴らします。本気で聞きたい。
「何故鳴らすの???」

時に腹立たしくなる位に煩く鳴らしますが、かと言って、鳴らされている車も歩行者も、別に気にしている感じはないのが更に不思議です。

先述の様な状況でクラクションを鳴らして、前の車が動く等の事態の改善は見込めない事は明らかなので、別の目的で鳴らすのでしょう。日本人は一般的に他の車にクラクションを鳴らされる事に対しては大なり小なり抵抗が強いのかもしれません。そもそも、その感覚からして異なるのかもしれません。「俺は後ろで待ってるゾ!」とか挨拶程度なのか・・。

NYでもちょっと郊外に行くと、滅多にこのような不必要なクラクションに出会うことは無いので、恐らくマンハッタン特有の現象かもしれません。

文化の違いと言ってしまえばそれまでですが、インドネシアのジャカルタやフィリピンのマニラ、インドのデリー辺りの大都市でも、同様に必要以上のクラクションが鳴らされる場面をよく見かける事がありました。

イエローキャブは、インドやバングラディシュ、中南米等の出身者が多い様なので、元々は彼等のクラクション文化なのかもしれません。

それにしても・・・もう一度聞いちゃうけど、

「なんでそんなに鳴らすの???」




【ひたすらバーで立ち続けて飲む人々】

オフィスの仲間達と時々飲みに行く事があります。
日本程頻繁ではないですが、歓送迎会やプロジェクトの壮行会等、月に何度か機会があります。でも、正直結構苦痛な場合もあるのです・・・。

何故かと言うと、数時間ひたすら立ち続けて飲むからです。テープルに座って食事をしながら、という場合は多くなく、大体はひしめくバーで数人のグループが何度か入れ替わりながら、おごったりおごられたりしながら延々とビールやカクテル、ワインを立って飲み続けます。


マンハッタンで人気のあるバーは曜日を問わずいつも混んでいます。時には、東京のラッシュアワー並みに混んでいて、トイレに行くのも大変な位の人混みになります。全員立って、腹から発声する良く通る声で談笑を続けます。話題もコロコロ変わり、周りもうるさく、話題について行くのに苦労する事も多々あります・・・。

まあ、英語は置いておいても、時には座って飲もうよ!

と言いたい。




【時刻表の謎】

グランド・セントラル駅(通称グラセン)からは、ニューヨーク州北部の主要都市に向けた多数の列車が出ています。ハーレム・ラインやニューヘブン・ライン等がそうですが、それらの時刻表は時々しか利用しない者にとっては難解極まりない作りになっています。

なぜなら、それは「駅ごとに個別」の時刻表で、ライン毎に停まる駅の順番は書かれていないからです。先日も、ある郊外の町へやむなく列車とキャブを乗り継いで行ったのですが、最寄の2駅を見比べながらどちらの駅に行こうか、何時発のどの列車に乗ればいいのかを調べようとしたのですが、もうお手上げの状態になりました。行き先駅ごとで列車のダイヤ(出発時間やプラットフォーム)が異なり、単純に各駅と急行の組み合わせにはなっていないからです。

また、行き先の駅が明確な場合も、駅の順番がわからないとあといくつ停まればお目当ての駅なのか判らず、結構ドキドキものです。
日本的には、小田急線の相模大野状態で、小田原方面へ行きたかったのに、気が付くと切り離されて江ノ島方面へ向かっている、という感じ。(かなりローカルな例で恐縮です・・・。生粋のNew Yorkerに怒られるかぁ)


まあ、田舎者だと言われればそれまでですし、列車が走っていない町へは車で行きなさい、とも言われそうですが・・・それにしても判り難い!






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